カウンターカウンター
カウンター カウンター
sono of blog (update 2019/8/26) 修理
FC2ブログ




46)直流安定化電源 GZV4000の修理

ここ数年、24時間連続稼働していた直流安定化電源(第一電波:GZV4000)が急遽、ダウンしてしまった。長い間、動いていたがおそらく経年変化などで部品も劣化してダメになったのかなあ?と思っていたが、この電源の替わりになるものが無いので、ネットで回路図を探したが見当たらない。そこで修理した記事の掲載がWEBに無いかを見ると確かに同じような個所の修理が多い。不具合現象はとにかく電源が入らない。WEB上から修理した内容部分の回路図を発見。どうも補助電源(内部のVCC出力)回路に不具合があると言う予備知識を得て、早速、ケースを開けてみた。

1)Q1周辺(補助電源回路)のプリント基板焼損している。
 ▼このくらいひどいのであれば・・・・プリント基板のパターンは大丈夫か?
基盤の焼損

2)Q1 アップ写真(これはひどい)
▼目視で確認できるのはR12がひどく焼けている。
部品破損周辺

3)今回入手した回路図(補助電源回路部分)
補助電源回路
4)プリント基板の点検
本プリント基板のサービス性は電源の性格上、コネクター抜き差しは極力少なく設計されている為、特に太めの線材で配線されている部分はプリント基板直付けになっていることから取り外し、取り付けに苦労した。
サービス性が良ければ回路図を見ながら段階的に不具合個所を探るのですが、プリント基板を外した段階で、部品定数、パターンの欠損等の確認を実施した。
不具合部品は①R12 100Ω断線 ②C21 33uFの容量抜けの2個所であった。プリント基板パターンは数箇所に断線個所を発見されたのでスズメッキ線で補修した。パターン破損は特(Q1部分)に部品ラウンド部分が多く、プリント基板をじっくり目視しないと解らない部分が数多くあった。
それ以外でも長年稼働していたこともあり、部品表面が変色していたR9 100Ω、R7 300KΩ、R8 120Ω(回路図では1MΩ)、ZD1 9.1V/0.5W(回路図では10V) を交換してみた。

4)上記内容実施結果
半信半疑で上記内容を行ない早速、電源投入するとメデタク正常動作するようになった。
今後修理する時の課題
4-1)補助電源周辺に使用さている抵抗は金属皮膜で電力的に余裕はありそうですが、長期間連続的に稼働させるにはもう少しワット数の大きいものにした方が良さそうである。(抵抗発熱で周辺コンデンサー容量低下が懸念される)
4-2)Q1補助電源スナバ回路としてR8 120Ωを取り付けてあったが、回路図では1MΩ1Wに変更されているので、今後の修理などでケースを開ける時は1MΩに変更した方が良いかも知れません。(この抵抗値はQ1のスイッチングスパイクを低減させるものである)

*参考:本直流安定化と同じものを更に1台所有していたが、過去に故障してそのまま、眠っていた。そこで今回の学習で眠っていた電源を引っ張りだして来て、カバーを開けて見た結果、上記した内容と程度に違いはあるものの同じような不具合結果でした。早速、同じように部品交換、プリント基板修繕したら正常動作するようになった。めでたしめでたしでした。
スポンサーサイト



[ 2018/07/14 10:08 ] 修理 | TB(0) | CM(0)

45)ATAS-100の故障品修理 その4 (最終)

過去3回(38.43.44)にわたりATAS-100に於ける故障修理内容を掲載して来ましたが、最終的には樹脂ボビンとRemote-unit交換(ATAS-120Aのもの)で正常動作するようになりましたが、果たして樹脂ボビン内部の何が不具合なのか判らずにいましたが、今回、ATAS-100の樹脂ボビンをばらして原因を探ってみました。
その結果、樹脂ボビン内部のコイル半田付け不良でした。長年経過すると劣化は否めないと思われますが、それにしても外部からの機械的強度、ストレスに対してもうちょと改善(最新のATAS-120Aは改善されていると思いますが)して欲しいものですね。詳細は下記に掲載していますのでご覧ください。尚、この『ATAS-100の故障品修理』に於ける掲載は4回目ですが、これで最終となります。

▼樹脂ボビンとRemote-unitを分離した様子
樹脂ボビンとRemote-unit分離

▼樹脂ボビンをパイプカッターで切断し、破壊した様子
樹脂ボビンを破壊

▼樹脂ボビン内部構造と回路図のスケッチ
樹脂ボビンの中にはテフロン製?のボビン径17mm(白)のものがあり、そこには1mmΦの銅線が13ターン程、コイルが巻き付けてある。コイルの表面からはV/UHF帯の対応でしょうか?コンデンサー3個が取り付けられてある。(詳細は不明)
樹脂ボビン内部構造図と回路図

▼半田付け不良とクラック発見(これが不具合原因か?)
先の回路図でも解るようにBase側のアースラインに取り付けてあるコイルの根元の半田付けはまともじゃなさそうである。典型的な半田付け不良ではないだろうか?。また、クラックが入っている方は直ぐにでも取れそうな状態で取り付いている。これでは正常に動作しなくなるのは納得出来る。
半田付け不良-2

▼半田付け不具合個所を強制的に除去した状態
半田付けされているラグ版?は弱い力で簡単に取れた。その半田付けの形跡を見ただけで確かに劣化している部分もありそうだが、正常な半田付けがされているとは言い難い。

強制的に外した部分-2

▼ コイル3ヶ所のコンデンサー処理の状態
ボビンに13ターン程、コイルが巻き付けてあるが、その銅線表面からコンデンサーが半田付けされシリコーン樹脂でコーティングしているがこれにはさすがに参った。あなただったらどう思いますか?。
コンデンサ取り付け処理-2

*数十年前には『メイド・イン・ジャパン』と言うことを良く耳にした。また、世界的にあっと言わせた。確かに日本製品は絶対的なものを持っていたが、いまだに数十年前と同じモノづくりが継続されているのだろうか?。製品の品質や信頼性はどの時代になってもモノづくりの必須条件であることを再認識させられた。
[ 2018/05/27 16:06 ] 修理 | TB(0) | CM(0)

44)ATAS-100の故障品修理 その3

今回は先に掲載(38.43)した修理内容の通り、一通り模擬的な動作確認は出来たので、外的振動ストレスを加えても正常動作するかを確認する為、実際に車へ搭載し150~180km程、走行しながら受信、運用してみた結果を下記する。

走行前に7~50HMZ帯のそれぞれのBANDでオートチューニングし、正常動作することを確認した後、7MHZ帯にBAND切り替えてワッチを開始した。走行中も正常にワッチ、送信出来ることを確認したが、走行開始から1時間程度経過後、オートチューニングが突然、出来なくなった。前途した内容と同じ故障かなあ!と頭をよぎった。

その後、再度、ATAS-100をバラシテみたが先に故障していた修理個所の不具合は特に見当たらなかった。
そこで、先に治具として製作したATAS-100用CONTROLERでモーター動作を確認したが、オートチューニング以前の問題がありモーター動作しないことが判った。
色々と調べた結果、基台側のアース部分(下図A部分)とRemote-unit(下図B部分)のグランドラインが断線(どの箇所か不明)しておりモーター駆動電圧が供給されていないことが判った。
そこで、ATAS-100内部回路図をwebで入手し拝見したが、小生にはどの箇所で断線しているのか?解らなかったので、メーカーのサービスへ問合せしてみた。
その結果、小生が入手した内部回路図には記載されていない部分のあることを知らされた。それは取付け基台のM型芯線からRemote-unit間(仮称:樹脂ボビン)に144/430MHZ帯のフィルター(CとL)が内臓されているという。そこでテスターを用いて基台側M型芯線とRemote-unitを導通チックしたが特に問題は無かった。しかし先に述べたようにグランド(アース)側は断線しており、これではRemote-unit側へ電圧供給出来ないのでモーター駆動させることは出来ないことを知った。
断線個所は樹脂ボビン(破壊しないとどの部分が断線しているか判明しない)の中で修理することは不可能であると言う。

断線している樹脂ボビンは最新のATAS-120Aと互換性があると言うので、新たに購入し取り付けて、現在、正常に動作している。(参考:樹脂ボビン単独としてのサービスパーツ供給ではなく、Remote-unitも含まれている。)
今後は使い方が悪いのか判らず、先に故障修理して再度、不具合発生した樹脂ボビン内部を破壊して調べることにする。

▼今回の故障部分(樹脂ボビンAとB部分断線している)
樹脂ボビン部

▼ATAS-100 Remote-unit 回路図(追加されているフィルター部分追加)
CとLの 追加回路(新)

▼今回、新たに購入して搭載したATAS-120AのRemote-unit 回路図(参考:下記はあくまでも小生の見解です。)
 従来のATAS-100と回路図で比較すると三端子レギュレーターは5V(ATAS-100は6V)のものを使ったり、モーター停止位置で比較的大電流が流れることなどを考慮(あくまでも推測)し、三端子のパワーアップ回路を追加したようだ。また、モータードライブ回路に正転、逆転時に発生する逆起電力防止用のダイオード追加たりして工夫を施しているようです。(詳細は他にあり)
ATAS-120A Remote-unit 回路図(変更箇所)
しばらく現状のままで運用してみるが、果たして継続的に動作してくれることを願うしかないですね。
[ 2018/05/25 12:37 ] 修理 | TB(0) | CM(0)

43)ATAS-100の故障品修理 その2

以下に掲載する内容は先に掲載した『38)ATAS-100の故障品修理 その1 』の続きで、ATAS-100をばらして修理した内容である。

故障個所を調査したらコイルボビンの先端部分(アンテナとしては下部)が破損していた為、モーターシャフトが外れモーターロック状態となり、上下動作が出来ない状態であった。その先端部分はコイルボビンがエポキシ材とテフロン製の材質のものが羽目併せしているもので、その部分に何らかのストレスが加わり破損したものと思われる。(詳細原因は不明)

▼ATAS-100をバラシタ状態 (上から①~④の順番で組付けられている)
ATAS-100全体図

▼コイル下部のハウジングが破損していた部分-1 (上図②部分を接着剤だけでは固定が不十分と思いタッビグネジで固定)
ハウジング固定個所

▼コイル下部のハウジングが破損していた部分-2 (上図反対面)
コイル下部破損個所

▼コイル可動部分を固定し、慎重に組み立て直して、先に記述したが、治具として製作したATAS-100用CONTROLERを使用してモーターのアップ・ダウンの確認し、正常動作することを確認した。その後、FT-857に接続しオートチューニングの確認しましたら本来の動作するようなのでしばらくこの状態で車載搭載で様子を見ることにする。
[ 2018/05/13 14:34 ] 修理 | TB(0) | CM(1)

38)ATAS-100の故障品修理 その1

従来から一度は使って欲しいものの中にオートアンテナチューナー付きATAS-100(旧式)があり、それをゲット(中古品)したが、残念ながら入手段階では正常に動作しない(内臓モーターは動作している)為、色々とネットで情報を集めて基本的な動作の確認をした。
ATAS-100(アクティブチューニング・アンテナシステム)はYESU製のモービルアンテナとして販売(現在は最新のATAS-120A)されていたもので、基本的にはエレメントの下部にコイルがあり、べアリングが上下して7~430MHZ帯を自動的にチューニングしてくれるものである。国内では本システムに関する記事の掲載は少なく、主に海外のYOUチューブを参考に動作、原理を調べて見た。

まず最初に内蔵しているモーターを正転、逆転させる為の治具としてATAS-100用CONTROLERを制作してみた。この治具は無線機に接続せず外部から電圧を供給することでモーター動作させることが出来、+12Vで正転(アンテナが伸びる方向)、+8Vで逆転(アンテナとして短くなる。)させることが出来た。
この治具を接続して何とかモーターは正常に動作することを確認した。その後、無線機(FT-857)へ接続して、無線機の説明書通りに操作したらATAS-100を認識し、正常動作してくれた。その後、7 ~ 430MHZへ切り替えて、それぞれのバンドで自動チューニングさせたが、最初に動作させた時のように上手く動作しなくなった。(モーターはうんともスントもいわない)

▼ATAS-100(アクティブチューニング・アンテナシステム)の取説(アンテナ概要)
ATAS-100 取扱説明書

▼今回、治具として製作したATAS-100用CONTROLER-1
Controler -1

▼今回、治具として製作したATAS-100用CONTROLER-2(上面 操作パネル)
controler-2.jpg

▼今回、治具として製作したATAS-100用CONTROLER-3(カバー外した状態)
controler内蔵-1

▼ATAS-100用CONTROLERの回路図
ATAS-100 CONTROLER 回路図

結局、思い切ってばらして、中の構造を確認して、改造も含めて動作するようにしたいので、その後の状況はATAS-100の故障品修理 その 2 に乞うご期待下さい。  
[ 2017/10/11 15:28 ] 修理 | TB(0) | CM(0)